2006-06-05

次のステージへ

ユレダス作動 JR一時停止
神戸新聞

三日未明に福井県南部で発生した震度3の地震で、JR西日本が設置している在来線地震情報早期伝達システム(ユレダス)が・・・
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ユレダスによる列車自動停止システムが正常に働いたようである。多少なりとも列車運行に遅延が出たものの、安全が守られた点で評価できる。
おそらくかなりのコストがかかるだろうから全路線区間に対応させられないと思うが、しかし、過密ダイヤでヒューマンエラーなど安全運行を妨げる要素が多い近年の鉄道なので、少しずつでも多く対応させていった欲しい。
そして、次なるステージは、システム作動後にダイヤを早く復旧させるために必要な鉄道施設・車輌の安全確認技術の開発である。
少子化時代を迎え、労働人口がどんどん減っていく時代を迎えるに当たって、ベテラン保守員がもつ安全確認に対する長年の経験と勘を如何に自動化できるかが今急いで実用化させなければならない技術だろう。

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