2006-07-13

地方と新幹線

松江でフリーゲージトレイン講演会
山陰中央新報

車輪幅を変えて新幹線と在来線の双方を走行できるフリーゲージトレインのJR伯備線への導入を目指す講演会が・・・
リンク

かつて「我田引水」ならぬ「我田引鉄」という言葉があったと記憶している。
地方に鉄道を引き大都市と結ぶことで、地域の活性化を図ろうという地方自治の動きを指しているが、鉄道が引けたら引けたで、それに飽きたらず、新幹線を!という形で今も残る。
前にも書いたが、フリーゲージトレインがそんなに待てないのかな?しかし、フリーゲージトレインが実用化されれば、すべて良しという訳ではない。
JR(もしくは旧国鉄)が積極的に新幹線を引こうとしなかった地域に、どれだけ需要が見込めるかという問題がある。いくら新幹線に乗り入れできる列車を設定しても、乗車率が低ければ、乗り入れ列車はすぐに廃止になってしまうだろう。乗車率を稼ぐためにはどうしたらよいのだろうか。
秋田新幹線こまち号がはやて号と併結して東京から盛岡まで東北新幹線上を走っていくようなイメージで、例えば、JR四国管内は、ホームの増設などが不要な4両くらいの編成の列車が複数で走行する。そして岡山駅から山陽新幹線に乗り入れる場合、例えば、瀬戸大橋線を渡る前のどこかの駅で併結して、合計12両くらいの編成になってから乗り入れていくという形ならと素人考えで思いついたのだが、難しいのだろうか?

0 件のコメント: