2006-08-06

被爆電車と語り継がれる体験

小学生ら80人「被爆電車」で体験聞く…広島
読売新聞

原爆の放射線を浴びたが、今も現役で広島市内を走り続ける2両の「被爆電車」に乗り、被爆者から当時の体験を聞く会が・・・
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今日、広島原爆投下から61年を迎えた。被爆電車はまだ2両残っているが、被爆者と同じく高齢でガタが来ているのではないかと思われる。
悲惨な大変が起こった過去を修正する事はできない。しかし、なぜそのような事態になったのかを反省する事はできる。
いま中東では悲しい戦争が起きている。この戦争に限らないが、自国のエゴを全面に押し出すのではなく、お互いに一歩ずつだけ引けば、済むような話が大半と思われるのにそれが出来ない事に、歴史から何も学ばない人間の愚かさを感じてしまう。
靖国神社と大井川鐵道には、太平洋戦争頃に軍事主義時代に日本が捕虜などを使って作った泰緬(たいめん)鉄道で走り、その後日本に帰ってきたC56形蒸機がある。
蒸機自身には罪はないが、蒸機の姿に「かっこいい」と感じるだけではなく、そこに映し出された愚かな歴史をも感じ取る感性を身につけていきたいものである。
( 尚、残念ながら、靖国神社のは静態保存、大井川鐵道のは休車中で、どちらもすぐに動かせない状態である。 )

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