2006-09-20

遮断機設置は本当に死亡事故を減らせるか?

秋田・奥羽線 死亡事故踏切に遮断機 年内にJR東
河北新報

遮断機がなく、死亡事故が相次いでいる秋田市のJR奥羽線「第一新中島踏切」について、JR東日本は19日、年内に遮断機を設置する・・・
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踏切での死亡事故が相次いでいるらしいが、周りへの注意力が不足しがちな小さい子どもや老人、そして視聴覚障碍者なら理解できるが、健康で体力や認識力が高いはずの若者が死亡する事態に対して、遮断機を儲ければ良いという考えは、あまりにも対症療法的ではないか?
何故、若者が周りの状況を判断できなくなっているかの原因を調査して、それを解決しようとするのが先決ではないかと思う。
きっと、朝寝坊して遅刻しそうになったから、急いでいたから、ついつい警報機を無視して・・・ってパターンが推測されるが、もしそうだったとしたら、遅刻は「絶対許されない」ではなく「しないように努める」などの精神的ゆとりをあたる社会作りが急務のような気がする。

鉄道事故とは関係ないが、近年の児童誘拐・殺害事件への対策として、児童らへの教育に「知らない人に声をかけられても相手をしない」って言うのがあるらしいが、その土地に初めてで地理を知らない人が道を尋ねようとしても、その人らが無視したり、逃げられる社会って問題ではないか?「知らない人を無視する・その人から逃げる」ではなく、「危険な人物が出そうな場所には近づかない」ための感覚を養う教育が必要だと思う。

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