2006-10-06

日本鉄道賞受賞の富山ライトレールに思う

ライトレールに輝く勲章
北陸中日新聞

LRT(次世代型路面電車システム)を導入しJR富山港線を富山ライトレール富山港線として再生した富山市の路面電車化事業が・・・
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JR富山港線時代には利用者が少なかったが、富山ライトレールになった時に、車両の更新だけでなくダイヤの見直しなど、利用者本位の運営によって、利用者が「激増」した。
富山ライトレールは特別で、柳の下にはドジョウが2匹もいないかも知れない。しかし、多くの鉄道会社は、本当に現在以上に利用者の利便性を図れないのだろうか?
先月末に、名古屋鉄道は2008年度までに空港特急を除く全特急に特別車料金不要の一般車を接続する事を発表した。名鉄は年間10億円弱の減収になると予想している。
私はそこまで減収にならないと思う。もしかしたら微増するかもしれない。そう思うのは、名古屋圏は日本の大都市圏の中でも特に自動車利用率が高い地域である。
電車が例え少々早く移動できる手段だったとしても、気ままに運転できる自動車を選ぶ人は多い。だからこそ、自動車と比べて速度的に十分なメリットがあれば、通勤や買い物手段を自動車から鉄道に切り替える人も多いのではないだろうか?薄利でも多売なら、それなりの収入が得られるはずだろう。
( 参考:名鉄、空港特急除く全車特別車を廃止へ 、2006/09/30 )

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