2006-10-20

提供した伝来の地を無駄にしない?

栗東市長選 伝来の地提供「無にしないで」
京都新聞

新幹線新駅問題が争点になっている滋賀県栗東市長選で、建設に伴う土地区画整理事業の地権者がさまざまな感情を・・・
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この記事を含めて、新幹線新駅問題の話題によく出てくる土地提供者の話を読む度に、いつも次のような事を感じさせられる。
( 過去にも同じような話を書いています。)

1.新駅設置反対派の現県知事は、賛成派と合意してすすめていくと言ったのに守っていない!

→ いままで、新駅賛成派は反対派と合意して新駅設置をすすめてきたのか?

『賛成多数だから合意されている』と考えているのではないか?賛成多数が合意ならば、県民は「新駅凍結」で「合意」していると言うことになる。
元々、合意とは、一方が相手の意見に従う事ではなく、双方の妥協点を見つける事である。多数派が少数派に対してやっていた事が、立場逆転で、逆にされるようになった時、相手への思いやりを考えられるようになって、お互いが冷静に話し合いできるようになるのが一番だと思うが、それができていたら、世の中から戦争はなくなっているか。。。

2.先祖伝来の田畑を地域の発展のために提供したのを無駄にするのは許せない

→ 新幹線新駅建設よりもっと地元の発展のために役立つ使用目的は本当にないのか?

同じ金額を投入するなら、新幹線新駅よりも先端医療ができる病院の建設の方がはるかに地域発展に役立つと私は考えている。

地域住民の日常的な足になりうる在来線と接続していない新幹線新駅よりも地域の中核となる先端医療が可能な病院を建設する方が地域発展に繋がるのではないかと考えている。何故なら、先端医療ができる病院があれば、先端医療に携わりたい医師が集まる可能性は大きい。そして、医師・設備とも充実して医療体制がしっかりすれば、在来線で大阪圏まで1時間かからない地域だから、収入の点からも健康サポートの点からも安心して暮らせると住民が増える可能性は大きい。
住民が増えれば、税収も増えるし、大都市と比べて地価が安い事もあり、商業や産業を呼べる可能性が大きい・・・と考えている。

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