2006-11-08

大都市にも路面電車再登場するか

京都市、バスで新型路面電車の実証実験
日経ネット関西版

新型路面電車(LRT)網の整備を検討している京都市は7日、バス車両をLRTに見立てて市内を走らせる実証実験を・・・
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京都は日本で初めて市電の走った街である。自動車の普及と共に姿を消したこの街で再び新しい路面電車が検討されている。
電車は環境への負荷が小さい乗り物であるが、新たに線路を引くなどインフラ整備の初期投資が巨額になる。願望・希望に基づくのではなく、多くの人が納得できる、きちんとした調査・計画が欠かせない。
ニュース記事内容に書かれている実験内容は、最初の実験としては妥当だろう。しかし、京都は普通の街と比べ、観光都市の側面の強い街である。観光客の利用も含めると調査・計画は難易度を増す。十分回数を重ね、しっかり地域に根付いた、他の大都市のお手本になるような路面電車システムを作り上げて欲しい。
(好調な富山ライトレールはどちらかと言うと地方都市のモデルであり、大都市での路面電車のモデルにするには課題が多いと思われる。)

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