2006-11-08

光ファイバとIP技術による信号制御システム

JR東日本、光ファイバとIP技術による信号制御システムを導入
INTERNET Watch

JR東日本は7日、光ファイバとIP技術により駅構内の信号機を制御するシステムを2007年春から導入すると・・・
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組込機器の制御OSとしては世界シェア1位のTRONは、日本が生み出したOSである。
TRON(に限らないが)のロードマップでは、組込機器もやがて家の中でそれぞれが接続されたLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を構成し、更にインターネットとも繋げるまでの構想がある。
今回発表されたJR東日本の駅構内信号制御システムは、鉄道制御の範囲に限られるが、個々の信号機がインターネットのようなネットワークを構成するものである。
もっとも、元々、インターネットは米軍が有事に備えて指令系統が壊滅しにくいようなコンピュータネットワーク開発で生まれたネットワークである。
インターネットの概念が出来て何十年も経ち、日本国内で商業運用されるようになってから10年以上経った今頃になって登場というのは遅すぎるような気がする。確かに、JR東日本は鉄道会社であって、通信会社ではないのであるが・・・。
そういや、JRグループにインターネットプロバイダ会社があるが、鉄道関連サービスを除く部分に関して、一般のプロバイダと比べて遅れている所が散見されるようだ。
JR東日本の新しい信号制御システムは大丈夫かな?

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