2007-01-25

都心部の交通を考える・・・京都で路面電車導入実験

京都で路面電車導入へ実験、“市電”役すいすい
読売新聞

環境にも人にも優しい次世代型路面電車(LRT=ライト・レール・トランジット)の導入に向け、京都市は24日、左京区から北区までの今出川通4キロで・・・
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路面電車のつもりでGO──京都市、LRT導入で実験
日経ネット
・・・実験が行われた今出川通では交通渋滞などを懸念する付近の住民ら約40人が「生活圏が脅かされる」として、ビラを配りながらLRT導入に反対・・・
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全ての人がハッピーになれる政治は存在しない。
地元住民だけでなく、仕事で車を使う人にとっても、ただでさえ渋滞しがちな道が通りにくくなるから、新世代路面電車導入は反対するだろう。
しかし、確かに短期的にはそうかも知れないが、中長期的視野に立てば、メリットを受ける人が遙かに多くなると思う。
何故なら、渋滞が慢性化すれば、必ずその道を使わざるを得ない人以外は、他の道路を利用するようになるだろう。そして、しばしば書いているが、少子高齢化の時代を迎え、自動車の運転に不安を感じる人が増え、できるだけ定時運行性に優れた公共交通機関を利用したいと考えるだろうから。

昨夜、何気につけていたテレビ番組で司会者が「最近は想像力の無い人が増えた。犯罪を犯したらどうなるかを想像できず、感情にまかせた犯罪が増えている」と言う主旨の話をしていた。なるほどと思わされた。確かに、犯罪だけでなく、普段の生活の中でも、きちんと考えようとしない人が確かに増えているとしか思えない。

これからの自分達や子ども達が必要になるものは何かと考え、選択・実行していける知恵と思慮深さを身につけたい。

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