2007-02-11

非常停車と緊急発車

急停車・発車…JR環状線でミス連発、車掌置き去り
読売新聞

・・・JR環状線京橋駅で・・・快速電車(6両)が発車直後、乗客の女性が「子どもが乗り遅れたので止めてほしい」と・・・非常ブレーキで停車した・・・抗議され、あわてて電車を発車させた。・・・
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運行ダイヤにない非常停車や臨時停車は人命や事故に関わるような場合でない限り、運転士の独断ではなく車掌または司令所と相談した上で決めるのは、日本の鉄道に求められているダイヤの正確性を守るためには必要だろう。
「子どもが乗り遅れたから」非常停車というのは、1時間に1本と言うようなローカル線なら仕方ないと思うが、大阪環状線のように運転本数の多い路線なら、駅員に連絡して子どもを保護してもらい、次の列車の車掌に託して、次の停車駅で母親に引き渡すと言うのが本来の形ではないのだろうか?

ミスを起こした運転士は、58歳とかなりの運転経歴をもつと思われる。しかし、そう言った判断ができず、止めてと言われて非常停車して、何止めるんだと言われて急に発車させたのは、本人の判断力が失われているという個人レベルの問題なのか?JR西日本が全社的に乗客の苦情に過敏に反応するようになっている表れなのだろうか?それとも、単に女性の言葉を聞き間違え、人命に関わるような事態を運転士が誤認したのだろうか?

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