2007-02-25

新幹線と貨物輸送

貨物専用新幹線に貨車積み込み JR北海道が青函トンネル対策に着手
北海道新聞

JR北海道は新年度から、北海道新幹線開通後の青函トンネル内の運行ダイヤ対策として、在来線の貨物列車を積み込み時速約二百キロで運ぶ「貨物専用新幹線」の本格研究に同社単独で・・・
リンク

JR貨物利用率アップ検討 環境負荷軽減の受け皿で
東京新聞
国土交通省は25日までに、トラックから環境負荷の小さい鉄道へ貨物輸送の移行を推進するため、需要の多い時間帯の輸送効率を上げる方法など、JR貨物の利用率をアップさせる具体策を検討・・・
リンク

東海道新幹線の建設時に世界銀行から融資を受けたが、この融資の申込み時には、東海道新幹線でも旅客だけでなく貨物輸送する予定するとされていたと何かで聞いた覚えがある。
しかし、実際には貨物専用新幹線車両は存在せず、急ぎの配達便など少量の荷物輸送をする程度だ。
今回のJR北海道の取り組みは、青函トンネルでの新幹線運行を妨げない目的での、新型車両の開発研究である。これが上手く実用化されれば、北海道だけでなく、本州や九州においても、高速で輸送しなくてはならない貨物を旅客のない深夜帯に新幹線路線で走らせられる可能性が広がり、鉄道輸送の限界状態の東海道・山陽本線の鉄道輸送を補えるのではないかと思う。
(但し、保線作業などのスケジュール調整が大変そうだが・・・)

0 件のコメント: