2007-02-06

アスベスト問題と旧国鉄とSL

旧国鉄アスベスト被害 補償認定は道内14人
北海道新聞

旧国鉄勤務中にアスベスト(石綿)を吸引し、中皮腫などを発症して業務災害補償の認定を受けた元職員が道内に・・・旧国鉄では機関車のボイラー周辺の断熱材などに石綿が・・・旧国鉄職員は一般の労災の対象外で・・・
リンク

補助制度は12県7政令市 民間の石綿除去支援
東京新聞
民間建築物のアスベスト(石綿)除去を支援するため独自の補助制度を設けているのは・・・地方側が財政負担を伴う制度の創設に慎重に・・・
リンク

旧国鉄職員は一般の労災対象外って何故なんだろう。それをフォローする「業務災害」認定があるらしいが、労災とどうちがうのだろう。

前にも書いたが、各地に保管されている静態保存機のアスベストは、アスベスト除去がされていなくても、きちんと定期的にペンキ塗りなど保守作業が行われていれば、断熱材のアスベストが飛散する可能性はとても低い。
・・・とは言っても、近年アスベスト問題が騒がれるようになってからは、適切に飛散防止処置がされていても、処置されていなくいなくても、過敏に拒絶反応する人が少なからずいる。また、現在は良くても、将来的な保守作業が不安な場合を考えると、正しくアスベスト除去をした方が良いだろう。

これに関連して、アスベスト除去に対する補助が不十分という問題があるのは知らなかった。
裕福な自治体では補助を受けられ、そうでな自治体では補助を受けられない現状。ちょっとマズイのではないか?

富める者は更に富み、貧しき者は更に貧しくなっていく・・・アスベスト問題だけでなく他の政策にも言えるが、国は一体何を考えているんだろう・・・。

0 件のコメント: